コラーゲンは肌のハリや弾力を高める働きがあるので、美肌の為にはコラーゲンが欠かせません。
でも30代を過ぎると身体の中のコラーゲンは急激に減っていきます。
そこで「日頃からコラーゲンを含む食べ物やサプリで補給している」という美肌意識の高い女性も少なくありません。
なんて人もこの記事で紹介していきますので大丈夫です。
それではこれからコラーゲンを含む食べ物をたくさん紹介していきます。
コラーゲンが多い食品ランキング
コラーゲンが含まれる食品は動物性食品と海洋性食品があります。
その中でコラーゲンが多く含まれている食べ物といえば、豚足や手羽先、スッポンなどを想像すると思います。
これらのお肉や魚などの動物性食品には身体に必要な必須アミノ酸も含まれています。
食品は原料によって動物性食品と海洋性食品に分けられるのですが、どちらもバランスよく食べる方が望ましいでしょう。
動物性食品のコラーゲン量ランキング
食品名 コラーゲン量(㎎/100g)
鶏軟骨(胸) 4,000
豚白モツ 3,080
鶏砂肝 2,320
鶏手羽元 1,990
豚レバー 1,800
ソーセージ 1,570
鶏モモ肉 1,560
鶏手羽先 1,550
豚スペアリブ 1,460
豚小間肉 1,190
ハム 1,120
鶏レバー 860
牛肩肉 750
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海洋性食品のコラーゲン量ランキング
食品名 コラーゲン量(㎎/100g)
鱧皮あり 7,660
ウナギの蒲焼き 5,530
鮭の皮あり 2,410
サンマの開き 2,230
しらす干し 1,920
なまり節(鰹) 1,660
ブリ皮あり 1,620
イカ 1,380
サワラ皮あり 1,280
塩サバ皮あり 1,250
エビ 1,150
あさり 1,100
サワラ皮なし 1,040
生牡蠣 980
ブリ皮なし 970
鮭皮なし 820
シメサバ皮あり 700
マグロ 570
かまぼこ 380
たらこ 50
塩数の子 40
調味料のコラーゲン量ランキング
食品名 コラーゲン量(㎎/100g)
だしの素(粉末) 300
蒲焼きのたれ 110
コンソメの顆粒 80
鰹だし 60
鶏手羽先抽出液 30
フカヒレや牛筋すじのコラーゲン量が多い事が分かりますが、これはあくまで100gに含まれるコラーゲン量です。
実際にはこってりした牛すじよりも手羽先の方がたくさん食べる事ができるので、この表だけで決めるのは難しいでしょう。
それでは次にこれらの食材が入った料理を見ていきたいと思います。
意外なものにも?コラーゲンが入った料理
コラーゲンが入っている食品を使った料理にはどのようなものがあるのでしょうか?
普段なにげなく食べている食事にも、実はコラーゲンが含まれているのかもしれませんね。
それではコラーゲン入りの料理やおかずのメニューを紹介していきます。
コラーゲン入りの料理
- 豚骨ラーメン
- スッポン鍋
- 焼き鳥
- おでん(牛スジ入り)
- 餃子
- ブリ大根
- 鶏鍋
- 鯛しゃぶ、ブリしゃぶ
- 鶏皮ポン酢
- 牛すじカレー
- スッポン鍋
- 茶碗蒸し
この他にもたくさんの料理がありますが、ここに挙げただけでも意外なものがあったかもしれません。
普段から食べているものでコラーゲンの合成を手助けする働きがある食べ物があるので紹介します。
鶏のたまごがコラーゲンを増やす?
様々な料理に使われる鶏のたまごですが、じつはコラーゲンの合成を手助けする働きがあります。
美肌に大きく関係しているコラーゲンを分解するとアミノ酸になります。
そのアミノ酸を多く含んでいるのが鶏のたまごです。
たまごはたんぱく質が豊富に含まれていますが、たんぱく質を構成しているのはアミノ酸です。
その中でも人間の体内で作ることが出来ない必須アミノ酸を多く含んでいるのが鶏のたまごなのです。
毎日たまごを食べると、コラーゲンの合成を促してハリのある肌を保つ効果が期待できます。
おすすめのコラーゲン料理
わたしはCOOKPADを参考にしてよくコラーゲン料理にチャレンジしていますが、その中で気に入って繰り返し作っている料理をいくつか紹介します。
ポン酢仕上げコラーゲンたっぷり鶏皮パスタ
▶ポン酢仕上げコラーゲンたっぷり鶏皮パスタのレシピはこちらから
コラーゲンたっぷりチキンスープごはん
レシピの中では皮は取り除いていますが、わたしは入れてコラーゲンたっぷりにして食べています。
コラーゲンたっぷり手羽先スープ
こちらお手軽にコラーゲンが摂れる一品が作れて優しい味付けなので気に入っています。
コラーゲンをたくさん摂るならコラーゲンボールがおすすめ
コラーゲンが入った食材や料理はたくさんありますが、その中でも美味しくてたくさんのコラーゲンが入っているのがコラーゲン鍋です。
コラーゲン鍋は鶏の手羽先や手羽元、フカヒレなどを時間をかけて煮込んでいるのでスープにたっぷりのコラーゲンが溶け出ています。
コラーゲン鍋に用いる事が出来るコラーゲンボールは鶏のコラーゲンやゼラチン、アミノ酸などを含んでいて近頃はスーパーやネットで手軽に買えるようになりました。
コラーゲン入りの食品で肌はきれいになるの?
コラーゲン入りの食べ物を食べても肌が劇的に美しくなるなんて事はないようです。
その理由は食べた食品に含まれているコラーゲンはそのまま全てが身体に吸収されるわけではないからです。
体内に摂り込んだコラーゲンは消化の際にアミノ酸に分解してからでないと身体が吸収する事はできません。
分解されたアミノ酸は血液に混ざって全身を巡って肌や髪の毛のための栄養素として使われます。
覚えておいてほしいのは100%が吸収されているわけではないという事です。
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コラーゲン入り食品のまとめ
コラーゲンが入った食品について解説してきましたが、コラーゲンが特に多く含まれる食品ランキングトップ10をまとめてみました。
食品名 コラーゲン量(㎎/100g)
- フカヒレ 9,920
- 鱧皮あり 7,660
- ウナギの蒲焼き 5,530
- 牛すじ 4,980
- 鶏軟骨(胸) 4,000
- 豚白モツ 3,080
- 鶏ガラスープの素 2,690
- 鮭の皮アリ 2,410
- 鶏砂肝 2,320
- サンマの開き 2,230
食べたコラーゲンがどれだけ効果があるのかについては、「コラーゲンを食べても効果がない」という専門家がいる一方で、「食べたコラーゲンには効果が認められる」という専門家もいます。
結局のところ皆に効くわけではないけど、確かに効果はあるので体質によるのではないでしょうか。
ただ、コラーゲンを多く含んでいる食品はカロリーが高い傾向があるので食べ過ぎない方がいいですね。