健康やダイエットの為に運動を取り入れている方も多いと思います。
実は適度な運動は美肌にも効果的だと言われています。
運動で肌のハリや弾力を取り戻す事ができるなら嬉しいてすよね。
顔のハリといえば、真っ先に思い浮かべるのがコラーゲンではないでしょうか?
コラーゲンはハリや弾力だけでなく、美肌の為には欠かせないものです。
今回は、運動でコラーゲンを活性化して肌のハリを取り戻す効果的な方法などをご紹介していきたいと思います。
食べたコラーゲンは全身を巡る
コラーゲンは身体に欠かせないたんぱく質で、骨や関節、筋肉の他にも内蔵などの臓器を作るために必要な成分です。
肌には多くのコラーゲンが繊維状に張り巡って、肌をしっかりと支えています。
コラーゲンが不足すると肌は弾力を失い、シワやたるみが目立つ様になります。
コラーゲンを増やすために「毎日の食事でコラーゲンを摂っている」と言う方も多いかと思います。
でも実は食べたコラーゲンがそのまま肌に効く訳ではありません。
コラーゲンは消化の際にアミノ酸に分解されてから身体に吸収されます。
そして吸収されたアミノ酸は、血液に乗って全身に運ばれて行きます。
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運動でコラーゲンが活性化する理由
大切な事は食べ物から摂取したコラーゲンをいかに効率よく全身に運ぶことができるかという事です。
その為には血流を上げて全身の血のめぐりを良くする必要があります。
血流が良くないという方は、血流を改善する事で分解されたアミノ酸が血液の流れにのって全身の組織に運ぶことが出来るようになります。
コラーゲンの材料となるアミノ酸を身体の各組織に届けて、肌などの組織でコラーゲンとして合成すればコラーゲンの恩恵を受ける事ができるでしょう。
血流が上がると細胞に多くの酸素を運ぶ事もできるため、新陳代謝の促進やコラーゲンを作る働きがある線維芽細胞を活性化する事ができます。
血流を上げるためにおすすめなのが、運動を取り入れる事です。
特に有酸素運動は多くの酸素を摂りこむ事ができるため、呼吸によって取り入れた多くの酸素は血液中のヘモグロビンと結びついて全身に運ばれます。
有酸素運動と言えば脂肪燃焼効果で知られていますが、酸素量が増える事からコラーゲンの合成を促進する働きがあります。
おすすめの有酸素運動
有酸素運動には次の様な物が挙げられます。
- ウォーキング
- ジョギング
- サイクリング
- 水泳
有酸素運動は激しい動きではなく、時間をかけてゆったりと負荷を与える運動です。
この他にも自宅で出来る有酸素運動もあるのでぜひチャレンジしてみて下さい。
\詳しくはこちらの記事で/
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筋トレ+有酸素運動のセットがおすすめ
有酸素運動と合わせてやりたいのが筋力トレーニングです。
筋力トレーニングは筋肉などに大きな負荷をあたえる事で成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンは肌や脂肪の代謝を促進するため、ターンオーバーやコラーゲンの合成を促進する働きがあります。
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そのためスクワットや腹筋などの筋力トレーニングで成長ホルモンを分泌させておいてから、次に有酸素運動を行う事で成長ホルモンと酸素量の両方の恩恵を受ける事ができます。
コラーゲンの合成を促進する筋力トレーニング
コラーゲンの合成を高めるために取り入れたいトレーニングを紹介します。
といっても激しいトレーニングをする必要はないので、初めて取り組む場合でも比較的やりやすいメニューを紹介します。
スクワット
おそらくこれは誰もが経験したことがあるトレーニングでしょう。
スクワットにも様々な種類がありますが、どの方法でも構いません。
ここでは一番スタンダードな「ノーマルスクワット」を紹介します。
step
1ベースポジション
足は肩幅より少し広くとり外側に向けて立つ
step
2膝を曲げる
顔は正面を向いたまま息を吸いながら床と太ももが平行になるまで膝を曲げる
step
3戻す
息を吐きながら立ち上がる。
この時に腕で反動をつけない様にして、これを20回繰り返しましょう。
動画でチェック
ヒップリフト
これも取り組みやすいトレーニングですが、効果的に負荷を与える事ができます。
step
1ベースポジション
仰向けに寝転がって膝を90度に曲げて立てる
step
2浮かす
頭から膝までが一直線になる様にお尻を浮かせる
step
3戻す
2秒ほどキープしてゆっくり下ろしてベースポジションへ
これも20回繰り返します。
コツは「お尻を上げる」事です。
当たり前だと思うかもしれませんが、実際にやってみるとお尻でなく腰を上げてしまう方もいるので意識してお尻を上げましょう。
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クランチ(腹筋)
クランチはスクワット同様、もっともポピュラーなトレーニングのひとつなので、学生時代に部活などでやったという方も多いのでは?
これも正しいやり方をする事で、効果的に負荷を与える事ができるのでぜひ取り入れて頂きたいメニューです。
step
1寝転がる
仰向けに寝転がって膝を90度に曲げて立てる(ここまてはヒップリフトと同じ)
step
2ベースポジション
手は頭の側面に添えるかまたは、後ろで組み肩は床につけずに少し浮かす
step
3腹筋
息を吐きながら頭を膝に近づける感覚で上体を起こす
step
4戻す
息を吸いながらゆっくりと身体をベースポジションへ戻す
これも20回繰り返しましょう。
コツは上体を上げる時に、視線はおヘソの辺りに固定する事です。
体感を安定させ身体がブレにくくなるのでぜひ試してみては。
動画でチェック
運動後のコラーゲンが効果的
コラーゲン入りの食事を食べるのも良いですが、食べの物に含まれるコラーゲンは分子量が大きいため身体に吸収されにくいもの。
おまけにカロリーが高めのものが多いので、脂肪として吸収されやすいものです。
そこで低分子化されて吸収しやすいコラーゲンを摂る事がおすすめです。
例えば幅広い年代から支持されている人気コラーゲン「天使のララ」はいかがでしょうか?
天使のララはジュースや紅茶などお好きなドリンクなどに溶かして飲む事ができる液体コラーゲンです。
味を邪魔しないので飲みやすく、吸収性がいいので効果を感じやすいコラーゲンだと言えます。
運動で血流を高めておいて、この様なコラーゲンドリンクやサプリメントを摂る事でコラーゲンの成分であるアミノ酸を全身に届ける事ができます。
つまり摂り込んだコラーゲンが多くの組織で使われる可能性を高めることができます。
このような理由から吸収力の高いコラーゲン+運動をおすすめしています。
\気になる方はチェック/
まとめ
トレーニングによってコラーゲンの合成を促進する事ができることをお伝えしてきました。
コラーゲンを増やすためには単にコラーゲン入りの食事やドリンク、サプリメントなどを活用するだけでなく日常的に運動をする事が重要だとお分かりいただけたのではないでしょうか。
いきなり無理をしてトレーニングをすると、思わぬ怪我など身体を痛める事もあるので、自身のペースで取り組んでください。
慣れてくると2セットにチェレンジしてみるのもいいでしょう。