という方は、もしかすると肌のセラミドが不足しているのかもしれません。
その理由はセラミドが不足すると、肌のバリア機能の低下につながるからです。
あなたの肌のバリア機能は大丈夫でしょうか?
コラーゲンとセラミドはどちらも肌に必要な成分だという事はご存知だと思いますが、それぞれの働きや役割は知らない人の方が多いのではないでしょうか。
なんとなく肌にいい事は知っていても、
という疑問をお持ちの方も多い様ですので、この記事ではコラーゲンやセラミドの働きの違いと共に、2つの成分を肌に効果的に取り入れる方法などもお伝えしていきたいと思います。
コラーゲンやセラミドと並んで有名なものにヒアルロン酸がありますが、気になる方はこちらもご覧ください。
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コラーゲンとセラミドの違い
まず初めにコラーゲンとセラミドの違いについて書いていきます。
簡単に言えばコラーゲンは肌にハリや弾力を与えて肌全体を支えていて、セラミドは潤いのある肌に導く働きをしています。
それではそれぞれ詳しく見ていきましょう。
コラーゲンの役割り
コラーゲンは皮膚や内臓、骨、眼など身体のあらゆる器官にあるたんぱく質で、なくてはならないものです。
その中でもコラーゲンが目に見える変化を与えるのが皮膚に存在するコラーゲンです。
皮膚は表面側から角層⇒表皮層⇒真皮層⇒皮下組織で構成されていますが、コラーゲンは肌の深層部の真皮の約70%を占める主要成分なのです。
コラーゲンの主な役割りは肌にハリや弾力を与えることですが、その理由はコラーゲンの特徴的な形状にあります。
肌のコラーゲンは3本の紐状のたんぱく質が互いに重なり合って1本のロープの様に強固なコラーゲンを形成しています。
この形状の事を3重らせん構造と呼ばれてます。
このコラーゲンが繊維状に重なり合ってさらに強度を増して、真皮層から肌を持ち上げる様に支えています。
若々しく健康なコラーゲンは20代をピークに、年齢を重ねるにつれて徐々に減少していきます。
コラーゲンが減少すると肌を支えきれなくなって、たるみなどの原因になります。
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セラミドの役割り
コラーゲンが肌の深層部の真皮にあるのに対して、セラミドは肌の一番外側の表皮の角質層にあります。
角質層では角層細胞が重なる様にタイル状に敷きつめられています。
角層細胞の隙間を埋めているのがセラミドを主要成分とする細胞間脂質という脂質です。
細胞間脂質はセラミドと水分子が交互に何層にも重なり合うラメラ構造を形成しています。
これによって角質層は次の様な働きをする事が出来ています。
角質層の働き
- 細菌やウイルス、紫外線などの有害な物質から肌を守る
- 肌の内側の水分が蒸発するのを防ぐ
ぷるぷるを目指すにはセラミドが必要
コラーゲンは年齢を重ねるにつれて減少すると書きましたが、年齢に応じて数が減るのはセラミドも同じです。
生まれたばかりの赤ちゃんはたくさんのセラミドを持っています。
セラミドは肌のバリア機能を保つ働きがありますが、セラミドが減少すると様々な肌トラブルにつながる恐れがあります。
40代になるとセラミドの量は20代の頃の約半分にまで減少すると言われているので、40代以降は特に注意が必要です。
バリア機能とは?
肌のバリア機能とは、生まれながらに備わっている機能で、肌の内部の水分を逃さい保護機能と、紫外線やアレルゲン、細菌、ウイルスなどの異物の侵入や攻撃、刺激から肌を守る防御機能があります。
バリア機能を果たしているのは、皮膚の一番表面側にある角質層です。
プールやお風呂に入っても角質層より奥に水が染み込まないのも、バリア機能があるからです。
もしセラミドが不足したら、どのような肌トラブルになるのでしょうか?
セラミドが不足すると肌が乾燥してカサカサする
健やかな肌はバリア機能がしっかりと働いていて、外部刺激から肌を守っています。
その肌の内側では角質層のセラミドなどの細胞間脂質がしっかりと水分を抱え込んで、肌の潤いを保っているからです。
ところが加齢などによってセラミドが不足し始めると、細胞間脂質が水分を蓄える力が衰えてきます。
セラミドの保水力が衰えると、レンガ状に規則正しく並んでいた角質細胞の並びに乱れが生じてしまいます。
セラミドが水分をつなぐ力が低下すると、肌が乾燥してバリア機能も低下します。
また、コラーゲンの働きをサポートする事もできなくなり、肌のハリやツヤが失われてしまいます。
あなたのセラミドは足りてる?
あなたの肌はセラミドが十分に足りているでしょうか?
次の質問に答えるだけで、肌にセラミドが足りているかが分かるのでチェックしてみましょう。
- 肌が乾燥している
- スキンケアの効果を感じない
- くすみがある
- 毛穴がたるんでいる
- メイクが崩れやすい
これらの質問に当てはまる事が多いほど、あなたの肌はセラミドが不足している可能性が高くなります。
この様な場合は、まずは潤いをキープするチカラを付ける必要があります。
その為には不足しているセラミドを補っていけば、本来角質層が持っているバリア機能を高めるサポートをする事ができます。
セラミドで肌が潤ったという口コミをチェック
友達のナイスなアシストにより、丸ちゃんからピースいただきました♡おかげで女性ホルモンとかコラーゲンとかセラミドがやばいw絶対明日お肌ツルツルになってる自信あるw
— shiiiii (@shiino206) 2015年12月19日
ダイエットしても1キロも減らないし、新しい体重計が届いたからさっそく使ってみたらなぜか1キロ増えてるし、でもでも、こんにゃくばっか食べてるからセラミド効果でお肌ぷるぷる、プラセンタ注射もしてるからヤバいこの肌触り、なめらかすぎるし。#46歳ちょっとやそっとのことじゃ動揺しませんね
— いづみ (@salasala1990) 2016年5月15日
こんにゃくにセラミドが入っている?
こちらの口コミであった様に、実はこんにゃくにはセラミドが含まれています。
といっても通常の化粧品やサプリに含まれるヒト型セラミドとは少し違います。
こんにゃくに含まれているのは植物性グルコシルセラミドという、グルコースにセラミドが結合した成分です。
こんにゃくでセラミドが摂れて肌が潤ったりバリア機能を補ったりという、こんにゃくの美容効果が注目されています。
でも注意する事は、近所のス―パーで売っているどんなこんにゃくでもいいわけではありません。
粉末で作ったこんにゃくではなく、こんにゃく芋をすりおろして作ったこんにゃくを選びましょう。
コラーゲンとセラミドは同時に摂るのがおすすめ
セラミドにはコラーゲンの働きをサポートする役割りもあるので、美肌作りには欠かせない成分といえます。
というのも健康な肌はセラミドが大量の水分をかかえこむ事で肌が潤い、バリア機能も正常に働いています。
しかしセラミドが不足したり衰えてくると、水分が不足して十分なバリア機能が働かなくなります。
バリア機能が低下するとどうなるかと言うと、紫外線やアレルゲンといった有害なものが肌の内部に入り込んでしまい、真皮層のコラーゲンにまで深刻なダメージが伝わります。
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外部からの刺激に弱くなり、敏感肌になり髪の毛の毛先がふれただけでも刺激に感じる事も。
つまり「コラーゲンを摂っているのに潤いを感じられない」という方は、まずは外部刺激から真皮層のコラーゲンを守るためにバリア機能を高める事が必要かもしれません。
といっても面倒なことではありません、次に紹介しますが摂り方は簡単なのでご安心下さい。
コラーゲンとセラミドが同時に摂れる美容ドリンクを選ぼう
お伝えして来たように、コラーゲンと共にセラミドを補うことで、肌のバリア機能を高めて健やかな肌を目指す事ができます。
潤いのある毎日を手に入れる為には、コラーゲンやセラミドを摂り入れる事が一番の方法です。
でもコラーゲンとセラミドを別々に摂る必要はなくて、コラーゲンとセラミドがひとつにまとめられたドリンクがあります。
セラミドで肌の潤いをしっかりと補って、コラーゲンで肌を持ち上げるというとても効率よく美肌を目指す事ができるでしょう。
\コラーゲンとセラミドをカンタン補給/
まとめ
乾燥ぎみの肌に潤いを与える方法として、コラーゲンとセラミドを補う事はとても効果的な手段です。
単純に保湿力だけを比べると、コラーゲンやヒアルロン酸よりセラミドの保湿力の方が高くなります。
これは肌の奥にある真皮層よりも、より表面に近い角質層の方が肌の潤いを保つ為に担う役割りが大きいからです。
セラミドの保湿力とコラーゲンのリフト効果を合わせれば、ハリのある艶やかなあなたを取り戻すためのサポートができます。
もしあなたが毎日意識しているのに、潤い不足を感じているならコラーゲン+セラミドを試してみてはいかがでしょうか。
\潤いを取り戻しましょう♪/