女性なら、なめらかな透明感のある肌に憧れますよね。
毎日スキンケアをしっかりとしているのに、年齢を重ねると増えてくる肌の悩みがごわつきです。
肌のごわつきは突然なるものではなく、少しずつ進行するためなかなか気付かないものです。
しかも40代になると毎日の洗顔や化粧水での保湿だけでは改善は難しくなります。
そこで今回は、肌のごわつきの原因と改善方法を紹介していきたいと思います。
肌がごわつくとどうなるの?
まずは「肌がごわつく」ってどんな感なのかを確認しておきましょう。
肌がごわつくと肌に触れた時に手触りが悪くなります。
肌がなめらかなつるつるの状態ではなく、ごわごわ、ざらざらしていて引っ掛かりを感じる肌です。
ごわつくと肌が硬くなるので化粧ノリが悪くなり、メイクも崩れやすくなります。
メイクが崩れるとファンデーションがよれてしまってりマスカラやアイライナーでパンダ目になる事もあります。
そのため、お仕事や外出先でメイクを直す事も多くなります。
すこーしだけ余裕に到着するので降車したら化粧室でメイクなおしたい( ˘ω˘ )
— うどんこ@潜伏狼 (@udonco_game) 2016年12月10日
そもそもどうして肌はごわつくのでしょうか?
肌のごわつきの原因とは
ごわつきの原因は肌の表面に古くなった角質が溜まる事です。
肌は表皮の基底層で生まれたケラチノサイトと呼ばれる細胞によって作られています。
肌細胞が姿を変えながら表面に押し出されていき、角質層でバリア機能を果たして外部刺激や乾燥から守っています。
そして肌としての役目を果たした後、垢として剥がれ落ちていきます。
この一連の流れを肌のターンオーバーと言います。
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細胞が生まれてから剥がれ落ちるまでのターンオーバーの周期は、20代の方で28日程度と言われています。
でもターンオーバーの周期が延びてしまうと、肌の表面に押し上げられた古い角質が肌れ落ちずに重なりあってしまい、肌が分厚くなる事でごわつきを感じる様になります。
この様な肌の状態を角質肥厚(かくしつひこう)と言います。
角質肥厚になると肌の表面に分厚いフタをしている状態になるので、汗や皮脂が出にくくなります。
汗が出ないと老廃物を排出しにくくなるし場合によっては体温調整の妨げも懸念されます。
また、本来肌を滑らかにしたり保護する働きがある皮脂が出にくくなるので、肌が乾燥して硬くなりやすくなります。
その結果バリア機能の低下や保湿の為に使う化粧水が浸透しにくくなってしまいます。
実はこの角質肥厚を起こすターンオーバーの遅れは、年齢を重ねることで起こります。
20代で28日だったターンオーバーの周期は30代で40日、40代になると55日になると言われており、30代を過ぎると決して無視できない日数になります。
年齢を重ねると代謝も下がるので、お肌には厳しい環境になってしまいます。
ごわつきは年齢より老けた印象を持たれやすいので、早めに解消しておきたいですね。
次項ではごわつきの改善方法などを紹介します。
ツルツル肌を取り戻すゴワゴワ肌の改善方法
ごわつきを改善する為に必ず取り入れてほしいのが、紫外線対策とスキンケアです。
ピーリングで古くなった角質を取ることもできますが、それではごわつきは一時的に解消されるだけでまた繰り返します。
何よりピーリングは肌への負担が大きいため、健康な角質まで剥がしてしまうと、逆にターンオーバーを早めてしまう事で更にバリア機能の低下に繋がる事も。
ターンオーバーが早まるとどうなるかというと、角質層の奥の基底層で生まれた肌細胞が十分に育たないまま肌になってしまいます。
未成熟なままの細胞は肌としても未熟なままで、本来肌の表面で果たすべきバリア機能が不十分な状態なので肌も乾燥しやすくなります。
また、紫外線もターンオーバーを乱してごわつきの原因になります。
紫外線対策でごわつきを改善
肌への刺激が蓄積しやすいのが紫外線です。
紫外線は目に見えないため、気付かないうちに肌にダメージをうけてしまいす。
紫外線は角質層の奥の真皮層にまで達するため、肌にハリや弾力を与えるコラーゲンにも影響を及ぼします。
紫外線によるダメージが蓄積するとコラーゲンやエラスチンの減少やターンオーバーの乱れを引き起こす事になります。
夏だけでなく冬にも紫外線がふり注いでいるので、常に日焼け止めやUVファンデーションなどで肌を保護しましょう。
紫外線はターンオーバーを乱して、古い角質をスムーズに排出しにくくなる原因になります。
冬は夏よりも紫外線量は弱まりますが、それでも長時間浴びるとごわつきが改善されにくくなるので、一年を通して日焼け止めやUVファンデーションなど紫外線対策は必要になります。
家の中にいても紫外線は入ってくるので、温かいからと言って窓辺で長時間過ごさない様にしましょう。
- 日焼け止め
- 日傘
- 帽子
- サングラス
- アームカバー
保湿でごわつきを改善
ごわつき改善の為には保湿が必須です。
ごわついた肌はとても乾燥しているので、肌に水分を与えることで、古い角質を剥がすためのターンオーバーを促進する事ができます。
そこで使いたいのが導入美容液です。
導入美容液は角質肥厚などで硬くなった角質層に浸透して、肌を柔らかくしたり次に使う化粧水の浸透をよくする為の基礎化粧品です。
導入美容液の働き
- 硬くなってごわついた肌を柔らかくする
- 後に使う化粧水や美容液などの基礎化粧品が浸透しやすくする
- 肌のキメを整え化粧品の保湿力を高めるサポートをする
肌の表面に重なった古い角質を柔らかくして、浸透力を高める働きがあるため、30代以降の方に人気をなっています。
ここからはごわつきの改善に効果的な導入美容液を3つ紹介します。
ごわつき改善におすすめの導入美容液3選
ごわつきの改善には保湿が重要になりますが、化粧水での保湿だけでは硬くなった角質に浸透する事が非常に難しくなります。
そこでぜひ使いたいのが導入美容液ですが、なかでもごわつきに効果的なブースターを紹介します。
ヴィーナスプラセンタ原液
ヴィーナスプラセンタ原液はプラセンタエキスやヒアルロン酸、プロテオグリカンなど豊富な美容液分が配合された美容液です。
ビューティープラセンタエキスが硬くなった肌に浸透して、ごわつきをやわらげます。
ヒアルロン酸が肌を潤すとともにプロテオグリカンがコラーゲンやヒアルロン酸の働きをサポートして、透明感とハリのある肌を目指す事ができます。
ヴィーナスプラセンタ原液を肌に馴染ませる事で、この後で使う化粧水が浸透しやすいように肌を整えます。
シフォニアSRセラム
シフォニアSRセラムは海藻から抽出した美容成分「アンペルエキス」がごわつく肌にすばやく浸透して、化粧水の浸透を高めます。
この美容液にはプロテオグリカン、ヒアルロン酸、コラーゲンが配合されていており、保湿だけでなくハリや弾力などのエンジングケアも可能です。
低刺激で肌なじみが良い、エイジング特化型のブースターです。
救清水
救清水は超アルカリイオン水110Cと呼ばれる独自の電気分解技術によってつくられた成分とヒアルロン酸Naの2つの成分だけで作られたブースターです。
超アルカリイオン水110Cは水の10倍という浸透力が特徴だそうです。
スプレーするだけで毛穴の奥の皮脂汚れ、古い角質を浮かして落とす事で、化粧水や美容液の浸透力を高める事ができます。
化粧水などの浸透ルートとなる毛穴の汚れを除去して、浸透力を高めることができます。
洗顔やクレンジングでは落とせない毛穴の奥の汚れを取り除く事ができるそうです。
救清水はこれまでサロンで使われていたものが一般発売されたそうで、浸透力とともに毛穴の引き締めとターンオーバーの促進も期待できます。
まとめ
今回は肌のごわつきの原因と改善方法を紹介してきました。
ごわつきの原因はターンオーバーの乱れによる角質肥厚です。
角質肥厚は古くなった角質が剥がれ落ちずに重なり合う事で、肌が乾燥してごわつきを感じる様になります。
今回紹介した導入美容液やブースターで、化粧水が浸透しやすい柔らかい肌に整えてごわつき解消を目指すことができます。
化粧水の入りが悪いと感じている方は試してみては。